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今週の建物診断記録 (新築住宅で雨漏り発見)
2014/08/10 09:25

窓枠上部のクロス裏側の雨水侵入画像

雨水侵入に気付かなく木部が腐食した例
某・新築住宅で目に見えない雨漏りを発見しました。

窓枠上部を赤外線サーモグラフィーで検査すると目視では確認できない雨水侵入による下地ボード水濡れによる温度差を発見。

新築分譲住宅の内覧同行時に発見する事ができれば、このような目に見えない雨漏りをしている新築一戸建の購入を避ける事ができます。

一般的に「雨漏り」と聞くとドリフターズのコントのように天井からポタポタと洗面器に雫が落ちるイメージされます。

しかし、現代の新築一戸建の住宅の内壁は、ビニールクロス仕上げですので少量の雨漏りの場合、ビニール
クロスが雨漏りの水分を遮ってしまい目視では雨漏りを発見できない場合があります。

少量の雨漏りに気が付かないまま放置されますと、小屋裏(天井裏)の内部の水分量が高くなり結露やカビの温床になるだけでなく木部の腐食にもつながります。

ゼロシステムズで導入している赤外線サーモグラフィーは、0.1℃単位で温度差を色分けされた画像で表現されます。更に、可視光の画像の輪郭も重ね合わせて表示されますのでビニールクロスの裏側の雨漏りによる水分量変化も一目瞭然で発見できます。

私の建物診断の経験から推測しますと、既存中古住宅だけでなく新築一戸建でも少量の雨水侵入による雨漏りに気が付かないまま生活をしている入居者が比較的多いと考えられます。

住宅を長持ちさせる為にも購入時には、赤外線サーモグラフィーによる雨漏り診断をお奨め致します。