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契約した新築住宅が欠陥住宅で困ってます。
2018/04/06 13:35

※Yahoo知恵袋で私が回答したQ&Aで皆様のお役に立ちそうなものをご紹介します。

出典:Yahoo知恵袋

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質問者:lob********さん

建て売り住宅を契約してから売主のI社とのいきさつで信用できなくなって第三者の設計士に物件を視て検査してもらった所、サイディングボードの貼り方がメーカー推奨の施工と違って違反しているのが解かりました。釘を頭の回りが砕けてたり酷い状態です。I社の対応は砕けた部分をペイントして終わりです。
検査してくれた第三者の設計士は売主と交渉すのは業務外と言って頼りになりません。
まだ物件の最終残金を支払ってないので売主ともめてます。どうしたら宜しいでしょうか?
お忙しい所申し訳ありませんが回答を願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

回答者:田中勲

欠陥住宅の新築というより不適切な施工に対しての不誠実な売主側の対応の問題ですね。

Yahoo知恵袋で専門家登録して頂いているゼロシステムズの田中と申します。

I社という表現ですので具体的な会社名は解りませんが、パワービルダー系であれば、外壁は、釘留め式のサイディングです。

サイディングを釘留めするのですが、釘打ちする位置が決まっています。

それは、合い決り(アイジャクリ)から20mm以上離して釘打ちします。

合い決りとは、サイディングとサイディングの継ぎ目のことです。

簡単に言うと継ぎ目から近い位置に釘打ちすると、下記の写真のようにサイディングが割れてしまう可能性があるということです。

本来は、契約する前に専門家による建物診断をするべきでしたが、下記の建売住宅の欠陥事例もご参照ください。

http://www.0systems.com/index-m04.html

釘打ち部分からサイディングが割れてしまうと、大きな地震がきた場合、サイディングが外れて落ちてしまう可能性があります。

実は、釘打ち式のサイディングの木造住宅の場合、一般診断法の耐震診断では、サイディング自体が壁基準倍率として加算されます。

サイディング釘打ち部分の割れが、数か所レベルであれば、タッチアップ程度の補修で問題ありませんが、サイディング釘打ち全体的に割れているようであれば、サイディングを耐震診断で壁基準倍率として加算出来ませんので耐震性能が設計よりも落ちてしまうことになります。

当然に見た目はタッチアップで改善できますが、強度の改善は出来ませんので酷い場合は貼り替える必要があります。

ご質問者様は、既に第三者による建物診断を受けたとのことですので、このままもめるようであれば、その建築士にADR(建設工事紛争審査会)への手続きをお願いしてみたらいかがでしょうか?

しかし、契約書通り残金決済をしないと売主から買主が契約を履行しないという理由で買主の落ち度を指摘される可能性がありますので『サイディング割れを根本的に是正する(貼り替える)ことを条件なら残金決済をする』と売主にハッキリ伝えることが大切です。

『もし、売主側で是正をしないのであれば、残金決済はするが、ADRに申し立てる』とハッキリ主張すると、売主側もある程度譲歩する可能性が御座います。

大変だと思いますが、頑張ってください。

お役に立てれば幸いで御座います。
関連リンク
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10185220035