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事故物件を隠して新築を不動産会社に紹介されました
2018/02/16 11:05
※Yahoo知恵袋で私が回答したQ&Aで皆様のお役に立ちそうなものをご紹介します。

出典:Yahoo知恵袋

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質問者:hommys_kkoさん

東久留米市の不動産会社に事故物件の新築分譲住宅を紹介されました。
既に新築で完成している建売住宅ですが前に建ってた古い家で孤独死でした。
でも不動産会社は黙ってて教えてくれなく、たまたま近所に住んでた友人が教えてくれたから偶然事故物件と知りました。
不動産会社に聞くと「前の古い家での出来事だし孤独死と言っても病死なので事故物件じゃない」と言い訳してました。
前の古い家で起きた出来事は解体して建売住宅を新築したら不動産会社は説明しないものなんですか?
不動産会社が信用出来なくて家を買うのが怖くなりました。


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ベストアンサーに選ばれた回答

回答者:田中勲


病死で孤独死の場合、事故物件とは言えません。

Yahoo知恵袋で専門家登録して専門家登録をして頂いているゼロシステムズの田中と申します。

一般的に事故物件のことを心理的瑕疵(しんりてきかし)物件と言います。

>前の古い家で起きた出来事は解体して建売住宅を新築したら不動産会社は説明しないものなんですか?

今回の場合は、病死による自然死の物件で、さらにその古家も解体されて建売住宅が新築されているので、やはり事故物件とは言えません。

そのため、その東久留米市の不動産会社のように、売ることばかり考えて孤独死などのマイナス要因をあえて説明しない不動産会社も実は少なくありませんので注意が必要です。

しかし、都庁や県庁の宅建業を管轄する部署では『この事実を買主が知っていたら買わなかっただろう』と想定されることは、買主に説明すべきと指導しています。

一般的には、病死による孤独死であっても、その物件内で人が亡くなっていれば、気にして買わないと思う人も少なくないと考えられます。

やはり、物件内で人が亡くなっていれば、心理的瑕疵物件まで至ってないが説明すべき事柄のひとつと考えるのが自然だと思います。

余談になりますが、心理的瑕疵とは、自殺の事故物件で心霊現象が起きるから・・・という訳では御座いません。

過去の出来事で事故物件の事実を近隣住民が知っていて、その物件に購入者が住むことにより、購入者が近隣住民から好奇な目で観られるのという不利益が生じる可能性があるという理由から心理的瑕疵物件となります。

逆に言うと、その事実が風化して殆どの近隣住民が忘れてしまえば、事故物件と呼ばなくなりますので心理的瑕疵物件ではなくなります。

従って、物件によって、その事実が風化する年月の期間は様々ですので、何年経てば心理的物件で無くなるかは、物件ごとに異なり曖昧です。


>不動産会社が信用出来なくて家を買うのが怖くなりました。

心理的瑕疵については、不動産会社として説明義務がありますが、前述のように孤独死や自然死については、不動産会社は説明しないことも少なくありません。

しかし、大前提として「この事実を知っていたら買わなかっただろう」と想定されることは説明義務があります。

逆に言うと、買主が「この物件で病死を含めて人が亡くなったりしたことはありませんか?」などと質問したら、不動産会社は、売主側への確認義務が発生しますので、孤独死などの有無を確認して事実を買主に説明しなければなりません。

もしも、そこで事実と異なることを売主又は仲介の不動産会社が買主に説明した場合、業者側の落ち度となり、後々になっても万一の際には、業者側へ責任及が可能になります。

従って、事故物件だけでなく、買主側が、気になることは、質問の箇条書を一覧として書き出して、購入を検討できる物件に出会ったら、その箇条書きを不動産会社に質問して、納得できたら購入するということにしたら良いと思います。

最後に、新築の建売住宅を購入する場合は、心理的瑕疵だけでなく、建物の瑕疵、耐震、電磁波など様々な問題点が御座います。

新築の建売住宅を購入する前には、専門家による建物診断を受けることをお奨めいたします。

建売住宅のチェックポイントについては、以下をご参照ください。

http://www.0systems.com/check_point.html

長文になりましたがお役に立てれば幸いで御座います。


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出典:Yahoo知恵袋

https://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_allabout_isatanaka
関連リンク
http://www.0systems.com/check_point.html